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2016/08/27

【雨は憂鬱】

よく、雨が近づくと体の異常を感じると言う方がいます。
関節が痛む、古傷が痛むから、頭痛がする、体がだるいとかです。
私は今のところ、その様なこと感じたことはありませんが、歳とともに出てくるのでしょうか。
お袋は、晩年膝が痛いとよく言っていました。
雨が近づくと何が起こるのでしょうか。
端的に言って、湿度が上がる、気圧が下がる、気温が下がるくらいでしょうか。

以前、ためしてガッテンというTV番組で、天気痛「気象病」の話がありました。
雨が近づき、気圧が下がると、副交感神経が優位になるということだったと記憶しています。
気圧が下がると、空気の酸素比率は変わらなくても、同じ容積の酸素量は変わってきます。
自律神経が、これに反応するというのは、地球という星で、生まれた生物としては、当然起こる反応でしょう。
酸素量が下がれば、体の動きを抑制するのは、副交感神経優位の兆候です。

問題は、副交感神経が優位になると、リンパ球が増加したりしますが、血管拡張と血流量増加も起こります。
それに伴い、痛みに関わる、生理活性物質のプロスタグランジンやヒスタミンといったものが、血液から滲出してきます。
よって通常は感じていないか、弱い痛みだったものが、増幅されてしまいます。

通常の大気圧は1013hpa (1013mmb)で、この圧力は1平方センチあたり1kgfです。
ハガキのサイズが10cm×14.8cm=148cm2 ですので、ハガキの面積で148kgfの圧力がかかっています。
人間の体はハガキ何枚で埋まるでしょうか?
要は、これだけの圧力が人体には常にかかっているということが、重要です。

さて、低気圧が近づくと、気圧が下がり、980hpaなったとすると、36hpa下がったことになります。
36/1013=0.0355≒3.6%の気圧低下。つまり1㎝2で0.964kgf
先ほどのハガキ1枚の面積でいえば、148kgf×0.964=142.6kgf
ハガキ1枚の面積で、圧力が≒7kgf下がることになります。
精巧な人体で、この違いが分からないはずはありませんね。
気圧は、高さ10mにつき、1hpa 下がると言われていますので、高層ビルでも同じことは起きますね。
結局、体の調整機能の問題ですので、これを鍛えるしかありません。
自律神経を整えるというのは、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズに行うということにほかなりません。
住宅の構造で、気圧管理までは出来ませんので、耐性をつけるしかありません。
夜と昼の生活リズムを規則正しくすること、とくに睡眠を取ること。
体の外的刺激に対する抵抗力の基礎になる、ビタミンB群をしっかり食べることですね。
腹式呼吸で鼻から5秒吸い込み、口から10秒吐き出す言うことも、良い調整法だと言われています。
どうしても薬がほしい方は、乗り物酔いの薬が良いそうです。