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2016/05/12

【八十八夜】

夏も近づく八十八夜・・・・
八十八夜は、立春から起算して88日。5月2日あたり。
新茶の季節です。
私は関西に住んでいますので、宇治茶が頭に浮かびますが、皆さんはどうでしょう。
静岡茶と言う方も、埼玉の狭山茶、福岡の八女茶と言う方もあるでしょう。
又は、生まれ故郷に独特のお茶が有ると言う方も。
私の父の故郷では、柿の葉茶というのもありました。


抹茶の原料、碾茶栽培

お茶は、茶ノ木の新芽を加工した物です。番茶などでは、秋冬葉と言うのも有ります。
この新芽を摘むのが、茶摘みで、初夏の風物詩になっています。
茶ノ木は、ツバキ科の常緑樹で、原産地はインド・ヴィエトナム、中国南部辺りと言われています。
大別して、中国、日本、セイロンの高地で栽培されている、寒さに強い中国種と、インドなどで栽培されているアッサム種の2つある様です。
インドでも、高地にあるダージリンでは、中国種を栽培しているようです。

八十八夜に摘んだお茶は、上級とされ、お茶の産地では、色々な行事が行われます。
お茶は、製造方法で様が変わります。
紅茶は、乾燥後、調温調湿環境で、自分の持つ酸化酵素で、カテキン類を発酵させるようです。
この完全発酵過程で、茶葉は茶色に変わり、紅茶独特の風味を持ちます。
烏龍茶は、この発酵過程途中で、加熱停止させ、半発酵状態のままにしたものです。
日本茶は、蒸し工程で、酸化・発酵を停止してから、揉んで乾燥させたものです。
紅茶や、烏龍茶の様に発酵させませんので、緑茶になります。

お茶には、カテキンなどのフラボノイド、ほうじ茶を除く、いわゆる緑茶にはビタミンC(L-アスコルビン酸)が含まれています。
カテキンには、生理活性作用として、血圧上昇抑制作用、血中コレステロール調節作用、血糖値調節作用、抗酸化作用、老化抑制作用、抗突然変異、抗癌、抗菌、抗う蝕、抗アレルギー作用があると報告されています。
カテキンはお茶の苦み成分とされており、茶を摘むまえに、太陽光を遮って生育させる玉露は、カテキンが少なくビタミンCがその他の緑茶より多くなっています。
玉露も煎茶の一種ですが、栽培方法が摘む前にかわりますので、成分も変わる様です。
抹茶は、茶摘みの前に20間以上日光を遮って、葉にテニアンという物質を蓄えさせたものを石臼で挽いたもの。
テニアンは、日光を浴びてタンニンに変性するので、玉露と同じくタンニンを少なくした茶になります。
テニアンには、リラックスさせる効果があり、集中力も高めるので、抹茶は茶道に使われたのですね。

お茶は、もちろん脂肪0の飲み物です。
体調管理には欠かせない飲み物と言えますね。
だからと言って、緑茶をたくさん飲めばいいと言う様な物ではありません。
お茶には、カフェインが含まれていますので、覚せい作用があります。
寝る前の飲用には、注意が必要ですね。紅茶は、緑茶よりカフェインが多く、就寝前は止めた方が良さそうです。