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2016/05/12

【熊本地震】

4月14日に端を発した熊本地域の地震、地震加速度が1580galと阪神淡路大震災の≒1.8倍ということです。
加速度が大きいほど、家は大きく揺さぶられますので、被害も大きなものになったと思います。

熊本・大分の皆さんには、大変な事で、お見舞い申しますとしか言えません。
さて、今回の特徴的な事は、余震の多さと、余震の震度も大きなものが多発している所です。
本震と言われていたものが、もっと大きな地震動が有ったので、前震と言われたりしました。
本震とか前震とか言葉がいろいろ出てきましたが、あくまで言葉の定義です。
要は、震度がどれだけのもので、何回あったかという事が重要になってきます。
ある地震活動での地震エネルギー(マグニチュード)の最大の物を本震と呼び、それよりも前の震動を前震、本震より後の震動を余震と定義しています。
気象庁の発表は、これを下に発表している訳で、余震と本震が性質の違う物いう意味ではありません。

さて、マグニチュードと震度と発表されますが、違いは知っていますか?
簡単に言えば、震源の地震エネルギーを表すものが、マグニチュードという数値です。
一方震源から離れた所の地表の揺れ方が震度です。
当然震源から遠いところは、震度も低くなります。
ただし、地盤の状況により、地震波の伝わり具合も変わりますので、同じくらいの距離でも、震度が変わる事は有り得ます。

震度階 計測震度
0 0.5未満のすべて
1 0.5以上 1.5未満
2 1.5以上 2.5未満
3 2.5以上 3.5未満
4 3.5以上 4.5未満
5弱 4.5以上 5.0未満
5強 5.0以上 5.5未満
6弱 5.5以上 6.0未満
6強 6.0以上 6.5未満
7 6.5以上のすべて

震度と、地震計の計測値との関係は、左上表のとおり。
震度と感覚的な関係は、気象庁のホームページに詳しい記述が有りますので参考にして下さい。
政府・地震調査研究本部では活断層の地図を公開しています。右上図のようなものですが、結構至る所にありますね。今回の断層帯は、熊本から大分、豊後水道をとおり、四国北部を縦断し和歌山まで至っています。
その他、こまごました断層もあるでしょうから、日本の場合、何処にいても地震は覚悟しておかなければいけませんね。
活断層の詳しい情報が見たい方は。
http://www.jishin.go.jp/main/pamphlet/katsudanso/Chap2.pdfを参照してください。
熊本の場合、余震回数が多く、震度も5以上の余震が、多発しています。
木造建築物の場合、特に接合部などは、本震の大きな揺れがはいると、変形して、緩みます。
余震のたびに、接合部の緩みが積み重なっていき、本震の後の余震で破壊する事も考えられます。
昭和56年に、新耐震設計法が導入され、この前の設計と後の設計では、耐震性に差があるのは事実です。
国土交通省も、この年代の耐震性改善に力を入れていますが、なかなか進まないのが現状です。
個人の資産でもあり、やはり居住している方が、耐震性の改善をどう考えるかという事になります。
当然、建築の専門家に相談いただくのがベターです。