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2016/04/12

春をたべる

春になれば、旬の野菜が出回って来ます。
春キャベツ、菜の花、アスパラガス、たけのこ、さやえんどう、蕗、土筆などなど。
春の野菜は、独特の苦みや香りを持つものがありますね。
これは、ポリフェノールやアルカノイドとよばれる成分を、多く含んでいる為です。
また、キャベツや菜の花などは、ビタミンCを多く含んでいます。
春キャベツの葉を1~2枚(100g)食べると、一日の摂取量の半分が取れるそうです。

ビタミンCやポリフェノールは、抗酸化作用があるのは周知の事実。
活性酸素によるアレルギーの助長や、動脈硬化の抑制に効果もあると言われています。
又、春野菜の苦味成分の正体は植物性アルカノイド。この成分には、腎臓のろ過機能を上げて、体内の余分な熱分・水分を排出する作用があるそうです。
厳冬期は新陳代謝が鈍り、脂肪や毒素を溜め込んでいます。
毒素や老廃物が体内蓄積されると、水分も溜め込んでしまい、さらに代謝が落ちて行きます。
その結果、便秘や冷え性になってしまうこともあります。
旬の春野菜を食べると言う事は、冬の間溜まっていた毒素や老廃物を、デトックスしてくれると言えますね。
食物には旬が有り、旬を食すと言う事が一番良いと言えるでしょう。

さて、春で気を付けねばならないのは、紫外線です。
紫外線は赤外線の様に、体の水分子を振動させる輻射熱作用は、持ちません。
皮膚に温かさを感じるのは赤外線であり、紫外線ではありません。
しかし、太陽高度が高くなると共に、単位面積当たりの紫外線量も増えて行くのは赤外線と同じです。
春分の日を超えると、夏至に向かってどんどん増えて行きます。

紫外線は、UV-A、UV-B、UV-Cの三つに分類できます。
可視光線より、波長は短いX線に近づいていきますので、X線に近い性状を表してきます。
波長はUV-A (400~315 nm)、UV-B(315~280nm)、UV-C (280 nm 未満)
UV-Cは大気のオゾン層を透過できず、殆ど地上には降り注がないのですが、滅菌装置などに使われる波長であり、危険な紫外線です。
UV-Bは、皮膚の真皮層に届き、紫外線の防御反応として、メラニン色素を生成させます。
その際に、ビタミンDの産生も行われています。長時間照射されると、直接的DNAが損傷し乳頭体内の毛細血管が炎症反応として充血を起こし、皮膚の色が赤くなった状態になります。いわゆる真っ赤な日焼け。
UV-Aは、真皮層にとどき、皮膚の蛋白質を変性させ、弾性を失わせます。いわゆる老化を助長しますが、UV-Bで作られたメラニン色素を酸化させ、褐色に変性させます。褐色に変色する事で、紫外線の防御となります。

春野菜に多いビタミンCは、シミやそばかすになるメラミンの生成を抑制してくれますし、肌のハリの元となるコラーゲンやエラスチンの生成を促進する働きがあります。
ビタミンCは、熱に弱いので、春キャベツなどは、なるだけサラダなど生野菜で食べたいものです。
紫外線の刺激で、セロトニンも産生されるので、日光に浴びないわけもいきませんが、過度の日焼けは避ける事が肝要です。
日射が多くなるこれからが、特に注意が必要になりますね。