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2016/04/12

【新たな門出】

4月は新年度、新学期。
日本人の年の節目は、4月かもしれませんね。
幼稚園から大学まで、4月入学は当たり前。
桜の時期と重なり、桜色は入学式の色です。

国の予算年度は。4月1日から翌年の3月31日まで。
これに合わせて、学校なども年度単位は、国に合わせています。4月入学、3月卒業です。
多くの企業も年度管理は、4月1日~3月31日までとなっています。
江戸時代までは、この様な事は無かったようで、1月1日から12月末日までが基本でした。
明治政府になって、国の予算を考えるにあたり、歳入の確実性いわゆる徴税執行を行うに当たり、農業が基本の徴税構造だったようです。
第一次産業を考えるなら、9月~10月の米の収穫、流通米にしてからのコメの現金化を考えたら、12月で区切るのは早すぎと考えたのでしょう。
又、イギリスの会計年度も4月1日からと言う事に倣って、国の会計年度を3月31日~4月1日にしたと言うわけです。
いわゆる予算年度は、この様な事情で決まったようです。

大津 三井寺の桜

学校年度も、当時は官制だったので、会計年度に合わせて、決めたのでしょう。
ちょうど、関東から西日本に至るまで、4月初旬は桜の季節。
入学と桜の関係も、ここから醸成されたと思われます。

学校の校章にも、桜は多く使われています。
因みに、自衛隊も桜を多用していますが、震災対応など、桜の記章を見て心強く感じた方も居られるでしょう。

何れにしても、新年度です。
春の日差しと、桜色の世界。
明るさと、華やかさをもった、門出の季節です。
進学する方、就職する方、転勤の方、又そうでない方も、それぞれの新しい人生の門出です。
一年の計は元旦ではなく、4月1日に有りですね。
新しい目標や志を持って、臨みたいものです。

よく、桜折る馬鹿、柿(梅)折らぬ馬鹿といわれますが、桜は切り口や折れた所から腐敗菌が入りやすく、剪定を含めて、伐る、折るはしない物です。
柿や梅は、小枝が多くて、剪定しないと実を付けるときに、混みすぎて良い実にならないと言われます。
その為に剪定をするのが基本です。
綺麗な桜も、酔っぱらって枝を折る様な事は厳禁です。折角の美しい外観を損ねます。

社会人のモラルと言ったものでしょうか、日本人の心構えという物でしょうか。
肝腎な事は、必ず実行し、余計な事をしないと言う事のたとえですね。