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2017/03/07

【 同じ100kcal 太るのはどっち!? 】

問題です。
より太りやすいのはどちらでしょう??

A: 砂糖水 100kcal (グラニュー糖 約大さじ2)
B: サラダ油 100kcal (サラダ油 大さじ1弱)

砂糖

答えは A
砂糖水の方が、脂肪合成につながります。

まず、最初に押さえておきたいのは体を構成する栄養素は
・ たんぱく質
・ 脂質
・ 糖質
の3つしかないということです。

よく言う「ビタミン」や「ミネラル」、さらには「食物繊維」や「ポリフェノール」といったものは、上にあげた3つの栄養素を上手く使うために必要な『酵素』としてのサポート役です。

体の中では常に合成と分解という化学反応が起こっていて、食べたお肉やケーキがそのままあなたのお肉や脂肪になるわけではありません。

お肉

まず、お肉を代表する「たんぱく質」は体のあらゆる臓器や細胞、ホルモン、お肌のコラーゲンや、酵素の材料にもなっています。
材料がなければ何も作れませんから、「たんぱく質」を摂らないダイエットは間違いなく綺麗に痩せられませんし、健康を害します。

油が属する「脂質」は、もちろん脂肪にもなりますが、それ以上に細胞膜の形成やホルモンやコレステロール、神経組織の生成に必要です。脂溶性のビタミンなどは油に溶け込み吸収・運搬されますし、体内で合成できないリノール酸などは必須脂肪酸として、私たちに必要不可欠な成分です。
なので「油」抜きダイエットはお肌がカサカサになるより以前に、健全な細胞が作れず、栄養と老廃物の循環が滞り、代謝も落ちて、これまたよろしくありません!

最後に砂糖に代表される「糖質」は主にエネルギー源となり、余ったものは脂肪へGO!!
糖質(グルコース)は脳のエネルギー源としても必要ですから、極度の制限は良くないながら、現代の食環境においてはどう頑張っても糖質過多になりがちです。

つまり、どうしても「脂肪」というと「油」をイメージされる方が多いと思うのですが、肥満の一番の原因って実は「糖」!!
「糖」と「油」がセットになったら最悪です。この2つが組み合わさると、インスタント食品を作る手軽さ並みに簡単に脂肪合成が為されてしまいます!

魅惑の甘いお菓子

では第2問
どちらが太りやすいでしょう?


A: サバの塩焼き定食サバの塩焼き定食
B: カルボナーラ&サラダセットカルボナーラ&サラダセット

答えはB


カルボナーラは圧倒的に脂質と糖質の塊で、まさに最悪のパターンですね。
たんぱく質も具材のベーコンと、ソースの卵&チーズ程度しか含まれていないため不足しますし、たとえセットでサラダが付いていても、大概小さなミニサラダですからビタミン類の補給も気持ち程度。
これにケーキまでついたレディースセットだとしたら‥‥、考えるだけでも恐ろしい結果が待ち受けています!

サバ定食も、付いてくる小鉢は大概小さく種類によっては糖質過多になりますが、そもそもメインであるサバが良質のタンパク源であることと、良質の脂質(オメガ3系)を含むため、バランスの面で優れます。

カロリーだけを見たらどちらも800kcal越えの高カロリーメニューですから、実はラーメンの方が低かったりもするのですが、食事はカロリーだけではなく、含まれる栄養の構成とバランスを見なければ、ただお腹を満たすために「食べている」だけの行為になります。

体は食べたものでできています。体と健康は作るものです!

一般的に「カロリー」とは一つの尺度なだけなのに、それが一人で歩きがちです。
綺麗で健康な体を作るために、食べ物は必要な栄養で賢く選ぶようにしていってください。


朝倉 優紀(あさくらゆうき)

ダイエットナビゲーター
肥満予防健康管理士
アンチエイジングアドバイザー

都合の良い合理主義でパフォーマンス重視。食べたいものを食べるために、普段から選んで行っていることが理にかなう天性の健食マニア。無理なく無駄なく我慢せず、「食事は楽しむものである」というポリシーの元、知識を入れることによってバランス感覚を養い、痩せる「脳」を作る意識改革を行う。歳を重ねるごとにスタイルを作りあげ、今や姿勢矯正・小顔術まで手中に入れた一児の母。デザインとセンスがベースにあるため、土台である姿勢と体を美しく整え、それをさらに綺麗に細く見せる視覚効果を使ったファッションコンサルまで担う。「化けさせる」プロ。 肥満予防健康管理士としては、痩せることだけを目的とするのではなく、病気にならない「予防医学」として生活習慣改善のカウンセリングを行う。
(埼玉県出身 慶応義塾大学 環境情報学卒)