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2017/02/13

【~ そうだったのか! ネギが風邪に効く理由 ~】

風邪 ひかれてませんか? この時期はどうしても風邪やインフルエンザが流行りますよね。。
風邪は万病のもとですから、甘く見ないでしっかり対策取られてください!

風邪が流行る時期

さて、そこでオススメなのが 冬が旬の ネギ の薬効。
ネギといえば昔から風邪に良いと有名で、親しみ深い野菜でもあります。

冬が旬の野菜、ネギ

でも知っていますか?
ネギってそのほとんどは水分で、栄養的にそれほど優れているわけではないのですよ!
ではなぜ ネギ が風邪に効くのでしょう??

ネギの辛味成分「硫化アリル」

ネギの主成分は「アリシン(硫化アリル)」という、ネギを食べた時特有の、あのちょっと気になる香りです。

「アリシン」にはO-157やピロリ菌などにも有効と言われる程の強力な殺菌・抗菌作用があり、これが風邪のウイルスや細菌などをやっつけてくれます。

ですが実はこの「アリシン」、一番の効力は、ビタミンB1の吸収と効力を上げることにあるのです!


ビタミンB1は、主に糖質の代謝や神経の正常化に関わり、これが不足すると代謝がスムーズに行われません。
すると代謝できなかった糖質が疲労物質「乳酸」として蓄積され、疲れはどんどん溜まる一方。。。

疲れが溜まりますから身体中のあちこちで機能が滞り、全ての歯車が噛み合わない状態に陥ってしまいます。

逆にビタミンB1がきちんと摂れていると、回るべき歯車がクルクル高速回転しますから、疲労回復や肥満予防、イライラ解消や集中力の増強、血管拡張&血流改善から体を温め免疫も上がる。美肌にまでも効果的!と良いことづくめの結果です。

ネギの花

さて、話をネギに戻すと、ネギの成分「アリシン」は、このビタミンB1と結びつくことにより「アリチアミン」という成分になり、ビタミンB1の効果をより強力に、より長く働くようにしてくれます。

つまりネギが風邪に効く理由は、私たちに非常に重要な作用をもたらすビタミンB1の、スーパーブースターとして働いてくれるからというわけですね!

ですが気付かれましたか?
これって『 ネギだけ食べても ダメ 』ってこと!!
ビタミンB1を含む食材と合わせることで、ネギの薬効が最大限に引き出せるということです。

ではビタミンB1を摂るには何を食べたらいいのでしょう?
ビタミンB1は豚肉を中心とした肉類や、玄米などの胚芽製品、うなぎやタラコなどの魚介製品に豆類などに含まれます。
ですが、摂取基準を満たそうと思ったら何と言っても効率が良いのは豚肉です!

豚肉

豚肉ならば、だいたい薄切り3枚程度(約100g)で1日のビタミンB1必要量が満たせます。

方や野菜や豆類で必要量を摂ろうと思ったら、グリンピースは2カップも食べなければなりませんし、うなぎだって2串です。
お食事だけで必要量を満たそうと思ってもビタミンB1はとても難しい成分で、日本人には不足しがちな成分です。

なので、なおさら『風邪ひいちゃったかも‥‥』もしくは『風邪ひきたくない!』という時は、豚肉のネギ巻きや、豚肉とネギの炒め物でもいいですし、豚肉料理にネギたっぷりのお味噌汁やネギ焼きといった、1食の中でネギと豚肉を合わせて摂るのが効果的です!

ネギは寒さに耐えて甘みを蓄えるとても美味しいお野菜ですから、元気に冬を乗り切るメニュー。
工夫をしながらぜひとも取り入れていってください。


朝倉 優紀(あさくらゆうき)

ダイエットナビゲーター
肥満予防健康管理士
アンチエイジングアドバイザー

都合の良い合理主義でパフォーマンス重視。食べたいものを食べるために、普段から選んで行っていることが理にかなう天性の健食マニア。無理なく無駄なく我慢せず、「食事は楽しむものである」というポリシーの元、知識を入れることによってバランス感覚を養い、痩せる「脳」を作る意識改革を行う。歳を重ねるごとにスタイルを作りあげ、今や姿勢矯正・小顔術まで手中に入れた一児の母。デザインとセンスがベースにあるため、土台である姿勢と体を美しく整え、それをさらに綺麗に細く見せる視覚効果を使ったファッションコンサルまで担う。「化けさせる」プロ。 肥満予防健康管理士としては、痩せることだけを目的とするのではなく、病気にならない「予防医学」として生活習慣改善のカウンセリングを行う。
(埼玉県出身 慶応義塾大学 環境情報学卒)