暮らしラボ(KURASHI LABO.)

暮らしラボ(KURASHI LABO)女性が作る、女性の為のお家・・・理想の暮らし方を考えてみた。

HOME > コラム詳細
2017/12/04

【 寝ないと痩せる?太る?? 最高の睡眠を得られる今日からできるコツとワケ 】

あなたの平均睡眠時間はどれくらいですか?
6時間? 7時間? もしくは4時間ないとか!?

時計

さて、では問題です。
起きている時間が長いほど、エネルギー消費が多く、痩せやすくなるでしょうか?

コーヒーカップ

答えはNO。
睡眠不足はホルモンバランスを崩し太りやすい体質を作ります。

実際コロンビア大学の研究では、睡眠時間が短いほど肥満傾向にあると報告されていて、通常7〜9時間の睡眠をとる人に比べ、6時間では23%、5時間では50%、4時間以下ではなんと73%も肥満度が高まるとされています。

私達は寝ている間に内臓や筋肉、お肌や、血管、血液と、あらゆる細胞の合成と修復を行なっています。その活動の鍵を握るのが“成長ホルモン”という物質で、これは睡眠時に最も多く分泌されます。
つまり、寝ないと疲れが取れないのはこのワケで、“成長ホルモン”が作用しないと筋肉の合成も進まず、基礎代謝の低下も招きます。

“基礎代謝”は、心臓を動かしたり体温を調節したりと生きていく上で必要最低限のエネルギーながら、実は運動で消費できるエネルギーなどよりはるかに多く、何もしない間も夜寝ている間もひっきりなしに消費されるため、1日の消費エネルギーの60%も占めています。

つまり、年々太りやすくなってくるのはこの基礎代謝が落ちてくることが関係していて、放っておいても下がる代謝をわざわざ睡眠不足でさらに落とすなんて、どう考えてもよろしくありません。

ベッドと足

睡眠不足はその他のホルモンバランスも崩すので、食欲を増すホルモン“グレリン”を増やし、食欲を抑えるホルモン“レプチン”を減らします。
先ほど挙げた“成長ホルモン”は内臓脂肪や体脂肪を分解する働きもあるので、睡眠不足は基礎代謝を落とした上に、食欲が増して、脂肪を分解しづらくなると、太る要素がてんこ盛り!!
コロンビア大学の研究報告は当然と言えば当然の結果です。

女の子と時計

さて、もう皆様、睡眠不足が良くないことはお分りいただけたと思うのですが、超多忙でストレス過多な現代社会において、いきなり「さぁ、毎日健康的に8時間は眠りましょう!」と言っても、それはなかなか無理な話。
とは言え、睡眠不足が招くリスクは肥満だけではなく、あらゆる不調をきたしますから、ならば少しでも効率良く、睡眠の質を上げる工夫をしていきましょう。

眠る女性

まず、例えば寝るときの照明はどうされていますか?

微かな照明をつけたまま眠る人がいますが、真っ暗にした方が眠りの深さは深くなります。

また、週末は寝溜め!と睡眠の貯金をしようとする人もいますが、これもNG。
毎日一定の時間に起きることで、夜に眠くなるというリズムができます。
なので、週末にゆっくり休みたい場合でも、普段の起きる時間プラス2時間までに朝寝坊は留めるのがオススメです。

ベッドとクマのぬいぐるみ

そしてもう一つオススメなのが“昼寝”。
もちろんぐっすり熟睡する必要はなく、ほんの10分でも目を閉じてぼんやりとまどろむ程度でOKです。普段パソコンやスマホに向かい、ひっきりなしに情報のシャワーを浴びているならなおさらで、私達は外部からの情報の8〜9割は目を通じての視覚から得ていますから、ただ目をつぶるだけでもその大半はシャットアウトできます。
これは、目の神経を休めるだけではなく、自律神経の乱れも整え、脳をお休みモードにできるので、その後のパフォーマンスが飛躍的に改善します。

ただ“昼寝”をする時気をつけて欲しいのは20分以上休まないこと!寝すぎてしまうと今度は夜の睡眠の質を落としてしまうので要注意です。

寝るネコ

最後に、睡眠の質をあげる最も効果的な方法を一つ。

これはとても簡単なことで、寝る前に無事にその日1日を過ごせたことに感謝して、幸せ感に包まれて眠りに落ちるという、ただそれだけの方法。

誰しも心配事や嫌なこと、悲しみや憎しみの感情のもとでは良い睡眠は得られません。“幸せホルモン”として有名な「セロトニン」は自律神経のバランスを整え、眠りを誘導するホルモン「メラトニン」の分泌を高めます。
リラックスした状態は、良い睡眠状態を維持する「副交感神経」を高めますから、幸せ感とリラックスした状態は良い睡眠の必要条件なのです。

その状態を高めるために、ゆっくりお風呂に入るもよし、お気に入りのアロマキャンドルを灯すもよし、ふわふわの寝具に包まれるもよし、なんでも良いのであなたのお気に入りの入眠儀式を作るのも一つの手です。

まずは「あぁ今日も良い1日だった!」そう思うことから、今晩早速始めて下さい。
今日、最高の眠りが得られますこと、お祈りしています。

赤ちゃんと女性


朝倉 優紀(あさくらゆうき)

ダイエットナビゲーター
肥満予防健康管理士
アンチエイジングアドバイザー

都合の良い合理主義でパフォーマンス重視。食べたいものを食べるために、普段から選んで行っていることが理にかなう天性の健食マニア。無理なく無駄なく我慢せず、「食事は楽しむものである」というポリシーの元、知識を入れることによってバランス感覚を養い、痩せる「脳」を作る意識改革を行う。歳を重ねるごとにスタイルを作りあげ、今や姿勢矯正・小顔術まで手中に入れた一児の母。デザインとセンスがベースにあるため、土台である姿勢と体を美しく整え、それをさらに綺麗に細く見せる視覚効果を使ったファッションコンサルまで担う。「化けさせる」プロ。 肥満予防健康管理士としては、痩せることだけを目的とするのではなく、病気にならない「予防医学」として生活習慣改善のカウンセリングを行う。
(埼玉県出身 慶応義塾大学 環境情報学卒)