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2016/12/7

【~ お酒と太るメカニズム ~ それでもあなたは飲みますか? ~】

今年もあっという間に12月!
クリスマスに忘年会‥‥飲み会シーズンの到来ですね。

そうなると必然的に食べ過ぎ・飲み過ぎとなり、嫌が応にも体重が増える。。。
さて、ではなぜお酒を飲むと太るのでしょう?

・ ついつい一緒に食べ過ぎちゃうから?
・ 甘いお酒ってジュースみたいでおいしいものね。
・ 〆のラーメンが絶対問題!!

確かにそれらも原因です。

ですが一番の問題はなんと「肝臓」!!

「えーーー、肝臓!?」
って思います?

正直「肝臓が悪い」って聞くと、
妙にオヤジ臭い「不摂生」の極みのような感じがして
ついつい顔をしかめたくなるのではないでしょうか?

そう。確かに肝臓を患っている方は 肥満体型で
お酒をよく飲む オジサマ族 に多いですが
よく「肝心要(かんじんかなめ)」とか
「肝(きも)」なんて大事なことに対して言いますでしょう?
これ、よく見ると肝臓の「肝」ですよね。

つまり肝臓ってとってもとっても大事な臓器なのです。

では、そんな大事な臓器=肝臓ってどんな仕事をしているのでしょう??

「肝臓」の主な機能は大きく分けて3つ
・ 解毒
・ 代謝
・ 排泄
です。
あまりにも仕事が多すぎて、肝臓の機能は500以上に上るのですが、
簡単に言ったら肝臓は人体に入ってくるあらゆる成分をチェックし振り分け、
しかも処理までおこなうフィルター工場です。

小腸で吸収された栄養も、体内を巡る血液も全て肝臓を経由します。
そこで、毒素は解毒され、養分はエネルギーになりやすいよう、
代謝・合成しやすいよう酵素を生成し成分変換し、不要なものは排泄されます。
肝臓はよく人体における「化学工場 & 貯蔵庫」と比喩されるのですが、
まさに肝臓はあらゆる化学反応を繰り広げる一大コンビナートなのです。

さて、話をお酒に戻しますと、アルコールの分解はその「解毒」作業の一つです
まず、アルコールは人体にとって「毒」と見なされます。
つまり「毒」は生命維持に関わりますから、
肝臓は他の仕事を後回しにしてでも「解毒作業」に注力します。

問題はこの「後回しにされる作業」なわけで、
この中に、脂肪分解や、血中糖度の調整があり、
代謝・脂肪燃焼で使いたい栄養が解毒作業に使われ奪われてしまう上に、
解毒で使わなかった分は吸収阻害し、
もったいないことに排泄されてしまうので、
必要な栄養素がどんどん不足し代謝・燃焼が滞る(=脂肪を溜め込む)。
同時にアミノ酸合成も停滞するので、酵素も作れず、
エネルギーの燃焼サイクルも崩れ、脂肪は更に蓄積する。。。

体は解毒作業で手一杯ですから、
「もう太っとくしかないでしょ!」といった状況なのです。

なので、お酒と一緒に美味しく食べた 唐揚げも、お刺身も、
シャラン鴨のローストですら、体はうまく吸収も分解もできないですから、
普段よりも効率良くあなたのお肉に姿を変えていくのです。
以上、これが「お酒を飲むと太る」本当の仕組み。

どうですか?
飲み会などでみんなが飲んでいるところ 
自分だけウーロン茶やお水に切り替えるのって
なぜだか損した気がするし、カッコ悪いような気がしていません?
それが飲み放題ならなおさらでしょうが、
その後のご自分の体の負担や太る代償を考えたら
どっちが得でどっちが賢いでしょう?

お酒はついつい惰性で飲んでしまうものです。
アルコールは交感神経を高め、判断能力を落としますから
あなたが 良い/悪い ではなく、そこはお酒の魔力です。

お酒が「美味しい!」と思えるのって、きっと最初の1〜2杯ですよね?
美味しくないなら無理に飲む必要はなくないですか?
もちろんお酒は楽しむものですから、
一緒にチェイサーやお茶を混ぜつつお酒を飲むのが最も賢い方法。

そう思って意識を変えると、健康にも、ダイエットにも、(懐にも!)いい選択になりますよ。
さあ、これからの忘年会シーズン、楽しく健康にお過ごしください!


朝倉 優紀(あさくらゆうき)

ダイエットナビゲーター
肥満予防健康管理士
アンチエイジングアドバイザー

都合の良い合理主義でパフォーマンス重視。食べたいものを食べるために、普段から選んで行っていることが理にかなう天性の健食マニア。無理なく無駄なく我慢せず、「食事は楽しむものである」というポリシーの元、知識を入れることによってバランス感覚を養い、痩せる「脳」を作る意識改革を行う。歳を重ねるごとにスタイルを作りあげ、今や姿勢矯正・小顔術まで手中に入れた一児の母。デザインとセンスがベースにあるため、土台である姿勢と体を美しく整え、それをさらに綺麗に細く見せる視覚効果を使ったファッションコンサルまで担う。「化けさせる」プロ。 肥満予防健康管理士としては、痩せることだけを目的とするのではなく、病気にならない「予防医学」として生活習慣改善のカウンセリングを行う。
(埼玉県出身 慶応義塾大学 環境情報学卒)