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2015/11/19

【立冬と日照】

2015年は11/8が立冬。冬の始まりです。
冬至に向かって、どんどん日照時間が短くなります。
この日の日の出は、6:25AM、日の入りは4:59PMです。
昼間は、10時間34分しかありません。

日照が少なくなれば、気温も当然下がって来ます。
最低気温が10℃前後になるのもこの頃です。
紅葉は、このくらいの温度が最低気温になると、美しくなります。
植物も冬支度、動物も秋の味覚をたくさん食べて、冬眠準備。

さて、日照と人の体の関係を考えてみます。
平安時代の貴族は、日の出と共に出仕していたようです。
出仕ですから仕事場に入っていた事になります。これはものすごい早起きですね。
朝日を受けて、通っていたのです。
そして午前中に仕事は終わり、昼には退庁、家に帰って夕方には食事して寝る。
なんか、お日様の運行と合せていたようですね。

人間は、太陽の運行に合わせた、体内時計を持っています。
朝が来れば起きますし、夜が来れば眠ります。
この体内時計をコントロールしているホルモンがメラトニンとセロトニンです。
夜になれば、脳の松果体でメラトニンが分泌され、眠気を感じ、睡眠に就きます。
朝になると、朝日を浴びるので、メラトニン分泌が減ります。
そして、同じく光を浴びる事で、セロトニンが産生され、覚醒します。

これが、いわゆる体内時計(サーカディアン・リズム)と呼ばれるものです。
メラトニンもセロトニンも、基本的には体内生産ですので、薬剤ではなく、バランスの良い食事をする事が、基本です。
ここで重要になってくるのは、メラトニンの原料であるセロトニンです。
セロトニンの産生には、原料になる必須アミノ酸のトリプトファンが必要です。
一般的に、穀類(大豆、小豆、そば、粟等の雑穀)、肉類、乳製品に多く含まれています。

一方、これを腸内でセロトニンに変性させるためには、光が必要です。
特に、朝日を浴びる事が、セロトニン産生には欠かせません。
医学的には15分も浴びれば良いと言われていますが、通勤時にしっかり朝日に当たればOKですね。
朝日を浴びてしっかり覚醒し、交感神経が優位にならないと、セロトニンは作られません。
セロトニンが出来なければ、メラトニンはこれを原料とする為、ガス欠になってしまいます。
快適睡眠の為に、しっかり朝日を浴びる、
目覚めたら、窓のカーテンを開けて、朝日を浴びましょう。
寝室の彩光を考える事や、照明による覚醒演出は、

建築屋の【快適睡眠レシピその2】ですね。