暮らしラボ(KURASHI LABO.)

暮らしラボ(KURASHI LABO)女性が作る、女性の為のお家・・・理想の暮らし方を考えてみた。

HOME > コラム詳細
2015/11/19

【木枯らし1号】

11月も後半になると、木枯らし1号が吹きましたとの報道が有る季節。
冬の気圧配置は、御存じの西高東低。
どうしても、北西の季節風が多くなる季節です。
家の事も、冬支度が必要になってきます。

冬の生活で気を付けたいことは、ヒートショック。
老齢者や、高血圧の方、心臓疾患のかたなど、特に注意したいところです。
ヒートショックとは、例えば暖房の効いた部屋から、浴室に行った時に温度差がある。
抹消血管が広がっていたのに、寒い所に行くと、収縮が起こる。
その為に、急激な血圧変動が起こると言う物です。
体にとっては、大きなストレスになります。

厚生労働省の調べでは、家庭内の不慮の事故死は、2010年の人口動態調査で。14,249人。
そのうち、約4,000人は浴室内での溺死・溺水。
このほか心臓麻痺や脳梗塞などは、別途心疾患
などでカウントされているので、浴室での死亡事案は
もっと多いと言えます。

やはり、冬場の数値はその他の季節より大きく、
その原因は、寒い浴室と熱いお湯と、いわれています。
入浴中の急死の原因については、およそのことが
分かってきており、

浴槽の中の意識障害(気を失うこと)で、溺死30%というのは、驚きです。
意識障害については、長風呂で発汗による熱中症が起き、脱水状態や、末端血管の拡張によって起きるもの。
浴室や脱衣室の室温と、浴槽内の湯温の温度差を背景とする、血圧の急変動の結果、脳虚血等で起きるものが
有る様です。
血圧の急変動の結果、血栓の移動による、脳梗塞、心筋梗塞の助長も入浴中には増しますね。

これは、熱いお風呂に肩までつかるという、日本固有の入浴文化に根差していますが、ぬるめのお湯に、
ゆったりと浸かるスタイルに変えるべきです。
浴室の温度に関しては、浴室暖房器など、室温格差を小さくする工夫で、体へのストレスは少なくなります。
また、冬場の換気に関しては、全熱交換換気扇は強力な味方です。
外気流入の温度をコントロールして、暖房負荷を下げる事と、室温の均一化で、部屋の上下のヒートショック低減を
考えるべきです。

地味な存在ですが、熱交換換気扇は、省エネと健康空気の為の、大切なアイテムになります。