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2017/10/31

【 私、野菜食べてるから大丈夫! は本当か? 】

「今日のパスタランチ、
ちゃんとミニサラダついてたし、朝はちゃんと野菜ジュース飲んでるし、
私って結構ちゃんと食べてるでしょう!」

でも、それ、本当に「ちゃんと」でしょうか?

スパゲッティ

最近はヘルシー志向で野菜ブームですから、日々のお食事でもかなりメニューの選択肢が増え、野菜が摂りやすくなってきました。
もちろん少しでも食べることに意味はあり、その努力と心がけは見事なのですが、一方でお菓子をやめない、パスタや丼物、菓子パンなど、一品物を好んで食べる‥‥、そう言った食生活を続けていては、せっかくの努力も罪滅ぼし程度にしかなりません。

グリーンスムージー

青汁や野菜ジュース、一時流行ったスムージーやコールドプレスジュースなどもしかり。
本来野菜を推奨する理由は、野菜はカロリーが低く、カサがあることに加え、歯ごたえがあるので良く噛まなければならず、その分お腹がいっぱいになりやすいという点もあるのです。
それを、液体のジュースやスムージーにしてしまうと、この大事な「満腹感」が得られない上に、噛み締めて「食べる」という『食事』そのものの楽しみが損なわれ、「満足感」まで半減しかねません。

さらに、野菜ジュースなどには大概味や喉ごしの調整として、糖質の多い野菜や果物などが添加されていますから、その分カロリーや糖分も高くなることは何気に無視できないポイントです。

しかも液体にされている分、消化の手間が省けますから、すぐにエネルギーになる代わりに、あっという間にお腹も空いてしまいます。せっかくお昼はカロリーを低く我慢したのに、夕方お腹が空いてお菓子をパクリ!なんてことになったら元も子もないですよね。

また、サラダバーやサラダ専門店など、今や男性陣の支持まで得てきてかなり流行の兆しですが、実はここにも落とし穴が!

サラダバー

サラダだと安心して、ここぞとばかりに欲張って、あれもこれもと選びがち。
マカロニサラダにツナサラダ。ポテトサラダにこってりマヨネーズのチキンサラダにフルーツサラダも捨てがたい!
こんなにたくさん食べたって、全部サラダなんだもの!ヘルシーで見た目もいい感じだから、早速SNSにアップしなきゃ!!

‥ちょっと待ってくださいね。サラダといっても全てがヘルシーなわけではなく、カロリーも栄養素もピンキリです。
もちろん最後の仕上げのドレッシングが思いの外高カロリーで糖分や油分が高いものが多いですから、気をつけなければなりません。

たっぷり野菜料理

また、いくら野菜に歯ごたえがあるといっても、お肉やお魚などのタンパク源のそれとは比べ物になりませんし、食べた後の消化の仕組みやエネルギーの使われ方も違います。そして何よりダイエットをしているからといってもタンパク質をしっかり摂らなければ栄養素が不足して、綺麗な痩せ方ができません。
ダイエットの鉄則は「筋肉を落とさないこと!」なので、一時的に体重が落ちたとしても太りやすい体質になってしまっては意味がないですし、元に戻るどころかリバウンドすらしかねません。

一汁三菜

野菜は確かに大事で必要ですが、私たちにはビタミンやミネラルに加え、脂質・糖質・タンパク質はどれも絶対必要な栄養素です。大豆製品など植物性のタンパク源もありますが、肉・魚などの動物性のタンパク源とは吸収の効率が違いますし、噛み応えも違います。所詮人類は雑食ですし、野菜は万能食材ではありませんから、やはり色々な食材を満遍なくいただくことが大事です。

例えば「英語を話せるようになりたい!」と思った時、単語だけ覚えても文法だけ覚えても話せるようにならないように、「痩せたい!」と思った時に、野菜だけ食べても、おやつだけ止めても、そんな簡単に結果は出ません。
私たちの生活は、朝目が覚めてから夜寝るまでの全て含んだ行動の積み重ねです。何かを一つだけ変えたり、足したり引いたりするのではなく、全体のバランスを整え、日々の積み重ねを地道に改善していくことで、プロポーションやメンタル面も改善され、健康が維持できるのだということを忘れないでください。


朝倉 優紀(あさくらゆうき)

ダイエットナビゲーター
肥満予防健康管理士
アンチエイジングアドバイザー

都合の良い合理主義でパフォーマンス重視。食べたいものを食べるために、普段から選んで行っていることが理にかなう天性の健食マニア。無理なく無駄なく我慢せず、「食事は楽しむものである」というポリシーの元、知識を入れることによってバランス感覚を養い、痩せる「脳」を作る意識改革を行う。歳を重ねるごとにスタイルを作りあげ、今や姿勢矯正・小顔術まで手中に入れた一児の母。デザインとセンスがベースにあるため、土台である姿勢と体を美しく整え、それをさらに綺麗に細く見せる視覚効果を使ったファッションコンサルまで担う。「化けさせる」プロ。 肥満予防健康管理士としては、痩せることだけを目的とするのではなく、病気にならない「予防医学」として生活習慣改善のカウンセリングを行う。
(埼玉県出身 慶応義塾大学 環境情報学卒)