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2017/01/30

【~ 冷えには生姜? もしかしてその使い方間違ってる!? ~】

一年で最も寒いこの季節。
冷えは万病の元ですから、体を冷やしてはいけません!

一年で最も寒いこの季節。

そこで今回ご紹介する薬味の王道「生姜」
生姜は古来より世界各国でその薬効が認められ、和食に限らず西洋、東洋、エスニックと様々な料理に使われています。

さて、そんな私たちにとっても馴染みの深い生姜ですが、皆様どうやって召し上がられていますか?

擦り下ろした生姜はピリっと辛くて いかにも体を温めてくれますし、鍋物や汁物に入れた生姜は体の芯からポカポカ温めてくれます。

そうです、この「生姜」。
実は調理法によってその薬効が全然違ってくるのです!

薬味の王道「生姜」

生姜の成分は大きく「ジンゲロール」と「ショウガオール」に分かれます。

どちらも抗酸化、免疫力向上、血流改善など魅力的な効果はあるのですが、「冷え対策」において大きな違いは「ジンゲロール」は刺激をもたらす即効性の着火剤で、「ショウガオール」は体をじんわり温める遅延性の木炭のようなイメージ。

「ジンゲロール」は瞬発的に体を温める作用があるものの、こちらは発汗を促す作用が強く、解熱や代謝に関わるため、その体温の急降下を狙って夏場は冷却の目的で薬味に使ったりしています。つまり寒い時期に生の生姜を摂りすぎると、結果として体を冷やしてしまうことになりかねません。

つまり、「冷え対策」に効果をもたらすのは「ショウガオール」の摂取です!

では「ショウガオール」はどうしたら摂れるのでしょうか?

「冷え対策」に効果をもたらす「ショウガオール」

「ショウガオール」は生の生姜の成分である「ジンゲロール」が加熱や乾燥の過程で水分を失うことによって生成されます。

つまり <生姜を調理して食べる>

寒い季節は暖かいお食事を欲しますから何も難しいことはありませんね!
炒め物やお鍋など、ひと欠片入れるだけでも美味しい上に健康効果が得られます。生姜は火入れをすると香りはかなり飛ぶものの、お料理にコクが出て味が締まりますから一石二鳥!!

ポトフ

ちなみにこの時気をつけなければいけないのは 生姜は繊維に沿ってスライスすること。
繊維を断ち切るように切ってしまうと食感がボソボソになりアクも出やすくなりますよ。
更に、皮を剥いて使う場合は皮にも薬効成分が豊富に含まれますので、皮のみを煮出すと生姜エキスが取れますので、煮汁もしっかり活用するのがオススメです。

冷えは血流や血管の状態も関与しますが、「血」そのものの状態によっても左右されます。つまり、生姜は勿論体に良いながら、生姜だけ頑張って食べていてもダメな訳で、血を作る鉄やたんぱく質、血を作る際の酵素となるビタミン・ミネラルもしっかり取らなければいけません。

しっかり防寒

寒いだけで血管は収縮してしまいますから、しっかり防寒対策をすることと、暖かいお風呂に入るなど体を温めることも大事。心の「冷え」もストレスを招き健康を害する要因になりますから、ご家族皆様仲良く楽しく、家族団らんで生姜たっぷりのお鍋をつつくなんて最高のご馳走になりますね!
どうか皆様健やかに、心身ともに暖かくされ、寒い冬を乗り切ってください。


朝倉 優紀(あさくらゆうき)

ダイエットナビゲーター
肥満予防健康管理士
アンチエイジングアドバイザー

都合の良い合理主義でパフォーマンス重視。食べたいものを食べるために、普段から選んで行っていることが理にかなう天性の健食マニア。無理なく無駄なく我慢せず、「食事は楽しむものである」というポリシーの元、知識を入れることによってバランス感覚を養い、痩せる「脳」を作る意識改革を行う。歳を重ねるごとにスタイルを作りあげ、今や姿勢矯正・小顔術まで手中に入れた一児の母。デザインとセンスがベースにあるため、土台である姿勢と体を美しく整え、それをさらに綺麗に細く見せる視覚効果を使ったファッションコンサルまで担う。「化けさせる」プロ。 肥満予防健康管理士としては、痩せることだけを目的とするのではなく、病気にならない「予防医学」として生活習慣改善のカウンセリングを行う。
(埼玉県出身 慶応義塾大学 環境情報学卒)